2012年4月25日
■2級建築士「必要なものと不要なものの選択」

 
2級建築士長期講座は、今年の課題が「鉄筋コンクリート造」、「木造」のどちらであっても対応できるように、「オリジナル課題」ではその両方をトレーニングする。

 「オリジナル課題」は、出題がなされた要素を分析した課題であるから、試験課題発表前には「鉄筋コンクリート造」と「木造」をほぼマスターすることができる。

 ところが、
受験2回目や3回目の方は、「以前体験した講習で習い覚えた製図法」によることが多い。

 つまり「必要なものと不要なものの選択」を知らず、「不必要な要素」までも表現しようとして、時間を掛けすぎる傾向にある。

 「必要なものと不要なものの選択」ができれば、すぐにも時間短縮を図ることができるが、では「不要なもの」とは何か。

 一例を挙げれば、「テラス、吸気口、換気扇、浴室の床グレーチング.....」等々、課題文に要求がない項目は省略することができる。

 なぜなら、試験では課題文の要求項目について採点を行うからである。

 かくて、長期講座では「必要なものと不要なものの選択眼」を養うことから始める。


2012年4月7日
■桜を観に

  
 桜の名所「千鳥ヶ淵」へ行った。
 
 
花見客の人混みの中をゆっくりと進みながら目を向けると、緑と堀の水色を背景に桜は満開を迎えようとし、絶妙のコントラストで迎えてくれた。
 
 そして、ふと、花や月をこよなく愛した大歌人「西行法師」の詩
「ねかはくは 花のしたにて 春しなん そのきさらきの もちつきのころ」を思った....。

 昨年は「東日本大震災」の後の自粛ムードに花見はしなかっただけに、満開の桜を観たことで心が洗われるような気持ちになった。


2012年3月23日
■合格体験談から活力をいただく

 1級建築士に合格した方から「体験談」が送られてきた。

 昨年12月の合格発表のときにお願いしたものの、ご母堂の看護のため遅れたとのことであったが感謝にたえない。

 その「臨場感あふれる体験談」を読み進めていくうち、あの暑い夏の講座の数々のシーンを思い出し、なつかしい思いが沸きあがってくるとともに、おおいなる活力をいただくことができた。

 今年も再び情熱ある講座を念頭に置いて邁進あるのみである.....。


■平成23年度1級建築士合格者体験談


2012年2月27日
■まもなく長期講座開講!
 
 1級建築士講座は、さらなる充実した内容でのカリキュラムで!

 2級建築士講座は、新試験制度への完全対応を図るカリキュラムで!

 3月1日の長期講座開講に向け、すでに入塾された方々へ教材の送付を済ませた。

 今日は、デスクの上を片付け、塾生の方々から送られてくる図面待ちである。


2012年1月18日
■「必要なものと不要なものの選択」
 
 長期講座の開講が近づくとともに入塾される方が増えると、「試験では何が必要であり、
何が不要であるのか」についての質問が寄せられることが多くなった。
 
 これは、昨年ほとんどの方が大手資格学校を経験したためであるが、「必要ではない事項にとらわれて無駄な時間を費やしてしまった」からでもある。

 では、平成23年度「介護老人保健施設」を検証してみよう
 
 
 一例として、「スプリンクラー設備」の設置に対し、細部にわたる設計を強いたある大手資格学校の例は、まさに「無駄な時間消費の典型」といえよう。
 
 一方、
建築士塾では、「スプリンクラー設備」は「介護老人保健施設」では当然必要な「初期消火設備」であり、周知する必要はあるものの、「具体的に図面に表す必要はない」とした。
 
 なぜなら、設計製図試験は、いわば建物の基本的な方向を示す、「基本設計」であり、「詳細な設備内容を求めるものではない」からである。
 
 ましてや、
「スプリンクラーポンプ室」や「アラーム弁室」は、「完全な防火区画」を必要とする。
 したがって、「スプリンクラーポンプ室」は避難階段の中に設けることはできないことになり、設ける場合は、避難階段とは明確な防火区画をしたうえで出入口を別に設ける必要がある。
 そのため、実際の設計においては「スプリンクラーポンプ室」や「アラーム弁室」の設置を決めるために「相当の時間」を掛ける。
 
 さらに例をあげれば
「滑り台」がある。
 
 建築士塾では、「滑り台を設けないのか...」と多くの質問はあったものの、一度たりとも「滑り台」は出題しなかった。
 
 なぜなら、身体能力の劣る老人にとって「滑り台」は「危険な避難器具」だからだ。

 したがって、5階からまでも「滑り台」を設けるのは「全く実務を知らない」と断言できる。

 まだまだあるが、
「スプリンクラーポンプ室」、「アラーム弁室」、「滑り台」等々、これらを図面にあらわすことでいかに「無駄な時間の消費」となってしまったか....。

 試験元が発表した
「標準解答例」は、まさに「建物の基本的な方向を示す、基本設計」としての表現にとどめていることをみても明らかである。


2012年1月4日
■仕事始め

 仕事始めは、「1級建築士に合格する設計製図テクニック」と「2級建築士に合格する設計製図テクニック」の改訂版原稿の執筆となった。

 昨年中にほとんどの原稿は書き上げてあったから、1月23日の締め切りには十分に間に合う。

 多くの受験者の方々から支持をいただくことによって、すでに14訂版となるこれらのテキストに向かい合うことで、新たな力が沸いてくるのを感じる。


2011年12月16日
■1級建築士合格発表
 
 昨日は1級建築士の合格発表であった。
 
 合格者した方から、終日電話連絡をいただき、嬉しさとともに、不合格となった方への残念な思いの一日であった。
 
 
 午後になって「標準解答例」をみた。

 「標準解答例は、合格水準の標準例を示すことを意図したもの」とはあるものの、「高齢者施設」として「バリアフリー法に適合しない階段」等、いくつかの不備があることから、試験元に問い合わせを行った。

 不備の内容を指摘し検討をうながしたが、「これは模範解答ではなく、これであれば合格できる範囲を示すもの.....」との回答に終始するのみであった。
 
 「標準解答例」とはいえ、国家試験である以上、内容に不備があるまま公に発表することは問題であろう。


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